外壁塗り替え工事の作業工程

外壁塗り替え工事の作業工程

外壁塗装の駆け込み寺

我家の外壁塗装体験談

悪徳業者の手口と対処法

後悔しない外壁塗装の為にやるべきこと



外壁塗り替え工事の作業工程

付帯部分の塗装や下地処理など細かいところは多少前後したり同時進行だったりしますが家の外壁塗り替え工事の作業工程は大体下記のような流れになります。
外壁塗り替え工事の作業の流れを知っておく事で手抜き工事を見抜き、それを防ぐ事に役立ちます。

 

外壁塗装や屋根塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3度の塗装が必要で1日かけて完全に乾いてから上に塗り重ねます。完成までの日数は職人の人数や天候、壁の面積、建物の状態にもよりますが、土日祝日を挟んで大体10日〜2週間程度はかかります。

 

これが極端に短い日数で完成した場合、手抜き工事の恐れも有るので注意が必要です。

 

1日目 足場組立
足場組立
足場の費用相場はこのメッシュシート込みで1uあたり700〜1000円程度で塗装工事費全体の2割程度が目安です。

 

足場組立の前に近所に挨拶しておく事をおすすめします。

2日目 高圧洗浄
高圧洗浄
塗装前にしっかり汚れを落として膨れや早期の剥がれを防ぎます。

 

高圧洗浄の費用相場は1uあたり200〜250円程度です。

3日目 養生・下地処理
コーキング
サッシや窓、車、自転車など塗装する必要のないところをビニールやテープで養生します。

 

コーキングやモルタル、ケレンで凹凸を削ったり埋めたりして下地処理を行います。

 

下地処理をしっかり行わないと後々不良工事の原因になります。

 

ノンブリードタイプのコーキング材を使えば後々ブリード現象を防げます。

4日目 外壁塗装(下塗り)
外壁下塗り
はじめに中塗り、上塗りの塗料を壁にしっかり密着させる為に下塗り塗料を塗布します。外壁の劣化が進んでいると下塗り塗料をたくさん吸ってしまうので下塗りの2度塗りが必要になる事もあります。

中には下塗りを省こうとする悪徳業者も居ますが、下塗り塗料は透明や白、クリーム色をしているので上に塗る塗料が他の色であれば比較的見分けが付きやすいです。
塗料の缶にはシーラー、プライマー、フィラーなどと書かれています。
細いひび割れの多いモルタル壁には微弾性フィラーという弾力性のある下塗り塗料を使ったりします。

5日目 外壁塗装(中塗り)
外壁中塗り
中塗りをしっかり塗る事で下塗り剤を保護し充分な塗膜を作り、外壁を美しく仕上げる事ができます。

 

下塗り→中塗り→上塗りと3度塗り重ねるべきところを中塗りを省いてしまう手抜き業者もいるので注意が必要です。

 

これを防ぐには中塗りと上塗りの塗料の色を少しだけ変えてもらうと塗り残しも防げる上、きちんと3回塗っているか、1日ずつ日程をとっているかチェックし易くなります。

6日目 外壁塗装(上塗り)
外壁上塗り
上塗りは外壁塗装の仕上げとなります。これをしっかり塗る事で外壁の見た目や耐久性が確定します。外壁塗装は適切な塗料を適切な方法で適切な時間をかけて仕上げなければしっかりした強度が保たれません。

 

素人だから分からないだろうと塗料が内部までしっかり乾いていないのにその日のうちに2度3度と塗り重ねてしまったりメーカーが指定する希釈率以上に塗料を薄めて使う業者もいますので注意が必要です。

7日目 屋根塗装(下塗り)
屋根下塗り
鉄製部分はケレン処理後さび止め塗装し、補修など下地処理後、シーラー、プライマー、フィラーなどで下塗りをします。

古いスレート屋根の下塗りは屋根用フィラーを使えば下塗り剤の吸い込みが抑えられ仕上がりも美しくなります。

 

スレート屋根を塗装する場合は後で縁切り作業をするよりもタスペーサーの使用をおすすめします

8日目 屋根塗装(中塗り)
屋根中塗り
屋根塗装も3度塗りが基本です。外壁よりも紫外線や雨の影響を受けて劣化しやすいのでしっかり塗装して耐久性をつけなくてはなりません。

ですから屋根塗装も外壁の時と同じように中塗りと上塗りの塗料の色を少しだけ変えてもらうと良いです。
系統の色を変えてしまうと後で中塗り色が浮き出てしまう事も有りますのであくまでも同系色で微妙に・・です。
そして施工ごとの写真を提出してもらうと良いです。

9日目 屋根塗装(上塗り)
屋根上塗り
中塗りで塗った塗料が完全に乾いてから上塗りを行います。

 

丁寧に塗って雨や紫外線から建物を守れる屋根に仕上がります。

10日目 付帯部分の塗装
破風板塗装
付帯部とは破風板、軒天、雨樋、配管、雨戸、戸袋、水切り、幕板、シャッターなどです。

付帯部分の作業は他の部分と同時進行で行ったりします。

 

鉄部はサビ落とし後、下塗りとしてさび止め塗料を塗ります。
シャッターや雨樋などツルツルした部分はサンドペーパーで細かいキズを付けた後、下塗りをしていきます。

 

付帯部も基本は3度塗りで、ここでは仕上げを行います。

11日目 最終点検・足場外し
足場解体
養生を外し、施工主と一緒に仕上がりに問題が無いか最終チェックします。

問題が無ければ足場を外します。

 

足場組立

 

足場組立は騒音がでる

ご近所へ挨拶

しっかりした足場はしっかりした塗装工事を行うのに必須ですから外壁や屋根を塗装するにあたってまず、足場の組立を行います。

 

足場の鉄骨を組む時や解体する時にはどうしても騒音が出ます。ですから塗装業者は普通、足場組立の前に近所へ挨拶回りを行います。

 

業者が挨拶に回ってくれるからそれで良いと思ってしまいがちですが後々のトラブル回避の為には、自分でも挨拶の品を持って直接ご近所を回り、話を通しておく事をおすすめします。

 

外壁の塗り替え工事が始まると騒音の他にも匂いや人の出入り、高い足場を組むことに起因するプライバシーの侵害等、何かとご近所へ迷惑をかける事になります。

 

迷惑だと感じても、予め本人から挨拶があれば受ける心証が全く違い、大目にみようという気持ちも起こりやすいです。行っておいた方が今後の近所付き合いがスムースです。

 

足場の費用相場

足場組立

足場の組立後、隣家へ高圧洗浄時の水しぶきや塗料が飛散したり、落下物が飛んでいかないようにメッシュシートと呼ばれるネットを張ります。

 

足場の費用相場はこのメッシュシート込みで1uあたり600〜1000円程度で塗装工事費全体の2割程度が目安です。

 

足場代は塗装工事と同じく費用相場が一般の人に知られていない為、法外な値段をふっかけてくる業者がいるので注意が必要です。

 

逆に足場を無料サービスするという営業トークもたまに聞きますが、足場は組むのも解体するのも大変な作業で職人も必要ですから無料にするなんて事は有り得ません。

 

例え、足場無料となっていても他の部分に上乗せされているだけです。モノには適正価格というものが有りますから、そんな事を言ってくる業者にはむしろ注意が必要です。

 

高圧洗浄

高圧洗浄

高圧洗浄でチョーキング現象により劣化した塗料の粉や古い塗膜、カビやコケなどの家の外壁に付いた汚れを洗い落とします。

 

これは外壁塗り替え工事に於いて重要なプロセスのひとつで塗装前に高圧洗浄でしっかり汚れを落とさないとせっかく塗装しても剥がれやふくれの原因になります。

 

高圧洗浄を省こうとしたり、ぼったくろうとする悪徳業者もいるので注意してください。

 

高圧洗浄の費用相場は1uあたり200〜250円程度です。

 

養生・下地処理

 

養生

 

養生とはサッシや窓、車、自転車など塗装する必要のないところが塗料で汚れないようにビニールやテープでカバーする事を言います。

 

養生テープを真っ直ぐに貼る事で塗装面と塗っていないところの境界線がきれいに仕上がります。

 

養生テープをいいかげんに貼ってしまうとこの境界線がガタガタになってしまうので腕の良い職人は養生に拘ります。

 

車なども養生しますが工事期間中、車を出し入れする場合は可能であれば近隣に駐車場を借りた方が無難でしょう。

 

下地処理

 

塗装前にふくれを削ったり、サビなどを落とすケレン作業を行います。
鉄部や雨樋などの表面はツルツルなので次に塗るサビ止などの下地塗料の密着を良くする為にサンドペーパーなどで表面を荒らす、目荒らしという作業を行います。

 

また、壁のひび割れや外壁の目地、ビス穴等をコーキング材で埋めたり、剥がれたところをモルタルなどで補修します。

 

この時安物のコーキング材を使うと後になって補修したところが黒く浮き出てくる事があります。

 

これはブリードと言って時間とともにコーキング材の成分に含まれる可塑剤が塗装面ににじんで浮き出てくる事によりおこる現象です。

 

可塑剤の入っていないノンブリードタイプのコーキング材を使えばブリード現象を防ぐ事ができるので契約の時に確認しておきましょう。

 

 

 

外壁塗装

外壁下塗り

外壁中塗り

外壁上塗り

外壁下塗り

外壁中塗り

外壁上塗り

 

外壁材がタイルの場合はタイル部分は劣化しませんから見た目さえ気にならなければ基本的に外壁の塗り替えは不要です。
(目地に充填しているコーキング部分やタイルの浮きに対しては補修が必要になります。)

 

外壁がモルタルやサイディング、ALC等の場合は定期的に塗料の塗り替えが必要です。

 

外壁塗装(塗り替え)する場合、下塗り、中塗り、上塗りと3度塗装し、それぞれに1日ずつ必要とします。

 

中には3度塗装しなければならないところを1度か2度しか塗らなかったり、塗料が完全に乾いていないのにその日のうちに2度、3度と塗り重ねてしまう手抜き業者がいるので注意が必要です。

 

このような手抜き工事をされると塗料の耐用年数どころかすぐに塗装が剥げてきてしまう原因になってしまいます。完成しても素人目にはぱっと見分からないので2〜3年後にボロが出ても後の祭りです。

 

これを防ぐには中塗りと上塗りの塗料の色を少しだけ変えてもらうと塗り残しも防げる上、きちんと3回塗っているか、1日ずつ日程をとっているかチェックし易くなります。

 

この事は担当者に打ち合わせの時に相談しておき契約書にも盛り込んで中塗りと上塗りの塗料の色を少し変えてもらうようにましょう。大手塗料メーカーでははじめから中塗りと上塗りの塗料の色が違うものも出ています。下塗りに使う塗料はもともと色が違うのでそのままで問題ないでしょう。

 

また、塗料をメーカー指定の希釈率以上に薄めて塗る悪徳業者もいますので塗料の数量をチェックする事も必要です。

 

屋根塗装

屋根下塗り

屋根中塗り

屋根上塗り

屋根下塗り

屋根中塗り

屋根上塗り

屋根も一緒に塗装する場合はここで行います。外壁塗装や屋根塗装を行う時は足場を組まなければならないので両方一緒にやっておけば足場代が1回分で済みます。

 

屋根材が日本瓦の場合、表面の色褪せさえ気にしなければ塗り替え不要です。
日本瓦は風雪の影響が無ければ100年以上もつと言われており、断熱性の面でも大変優れています。
(漆喰は劣化しますので剥がれたりしてきたら漆喰の補修工事は必要になります。)

 

その他のセメント瓦、スレート屋根等の場合はやはり、定期的に塗料の塗り替えが必要です。

 

鉄製部分はケレン処理後さび止め塗装し、補修など下地処理後、シーラー、プライマー、フィラーなどで下塗りをします。

 

劣化が進んだスレート屋根はシーラーの吸い込みが激しいので下地の段階で2度、3度と塗り重ねなければならず、人件費も塗料代も高くつきます。

 

そんな場合は屋根用フィラーを使えば1度の下塗りで厚みがつき、表面が平滑になり、上に塗る塗料の吸い込みが抑えられ美しい仕上がりになります。

 

スレート屋根(コロニアル・カラーベスト)の場合はタスペーサーを差し込みます。タスペーサーはスレートとスレートの間に差し込んで塗料で塞がらないようにしておくものでこれを使わない場合は後で縁切りという作業をする必要が出てきます。

 

タスペーサーを使わずにスレート屋根を塗装すると板と板の間の溝が塗料で塞がってしまいます。この状態で雨が降ると雨水が抜けずに溜まってしまい、劣化が進んで雨漏りの原因となります。

 

ですから従来工法では塗料が乾いてから、塗装で塞がってしまったスレート板の間に皮スキやカッターを差し込んで縁切りという作業を行っていました。

 

しかし縁切りはマイナス面も多くしっかり乾いてから行わないと再度塗料がくっついたり、塗料が剥げたり傷ついたりする事も多く非常に手間と時間がかかります。

 

その為、最近ではタスペーサーを使う業者が増えていますがタスペーサーを使っていなくてもお構いなしで縁切り作業を省く悪徳業者もあるので注意が必要です。

 

スレート屋根を塗装する場合は最初からタスペーサーを使用するように伝えて契約書にも明記してもらう事をおすすめします。)

 

屋根の塗装も外壁と同じように下塗り、中塗り、上塗りと3度塗装する必要があり、塗装が完全に乾いてから次を塗らないと剥がれの原因になります。

 

付帯部分の塗装

付帯部とは破風板、軒天、雨樋、配管、雨戸、戸袋、水切り、幕板、シャッターなどです。
付帯部分の作業は他の部分と同時進行で行ったりします。

 

鉄部はサビ落とし後、下塗りとしてさび止め塗料を塗ります。
シャッターや雨樋などツルツルした部分はサンドペーパーで細かいキズを付けた後、下塗りをしていきます。

 

付帯部は状態によって2〜3回塗りでここでは仕上げを行います。

 

付帯部も外壁と同じグレードの塗料を使ってしっかり塗装するよう、見積もりに盛り込んでもらうと良いでしょう。
付帯部の塗料をケチった為にその部分の塗装が外壁よりも先に剥げてきてしまうと美観的に大変残念な感じになります。

 

だからと言って付帯部分を塗装をしようと思うとその為に足場も必要になります。ですから外壁と同じ時期に塗り替えになるように塗料のグレードを合わせる事をおすすめします。

 

最終点検・足場外し

塗装業者と施工主が一緒に指示書と照らし合わせながら仕上がりに問題が無いか最終チェックします。
仕上がりに不満があればやり直しを依頼します。やり直し箇所が塗装業者のミスに起因するものであれば塗装業者が責任をもって修正するのが当然ですが、念のためどちら負担になるのか確認しておきましょう。

 

問題が無ければ足場を外し、掃除をして完了です。

外壁塗装の窓口
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